宝塚に魅せられて5カ月がたちました、S太です!
今まで様々な輝かしいジェンヌさん達や観劇の感想、音源買ってみたシリーズなどなど、たくさんのまとめをお届けしてきました、、、
今回は、原点に帰って組の歴史や特徴についてまとめます。
このまとめは初心者から中級者向けの方にオススメです。
玄人ファンは気づきがあればと思います!
当記事は他のどのサイトよりも内容重視で、ステキな情報をお届けします!
宝塚5組と専科には組ごとの特徴がある?
宝塚5組と専科について簡単におさらいです。
上からの順番で5組が創設され、専科は雪組と星組の間の期間に誕生です。
花組 | 1921年に月組と同時に誕生。第一部を花組が担当していた。花組が最も古い組とされている。 |
月組 | 1921年に花組と同時に誕生。第二部を月組が担当していた。 |
雪組 | 1924年に宝塚大劇場の開場とともに誕生。 |
星組 | 1933年に誕生。1939年に一度廃止され、1948年に再始動。 |
宙組 | 1998年に誕生。組名は公募で決定。 |
専科 | 1927年に誕生。5組の舞台を強化するための集団。英称:SUPERIOR members |
全ての組はグループとは呼ばず、Troupeと呼ばれています。
宙組は誕生して20年弱と、他の組よりも新しい組となっていることが分かります。
伝統・歴史のある組『花組』
宝塚が発足して1番最初にできた組の1つが花組です。
つまり、発足して1番歴史がある組であり、数々の歴代ジェンヌにより伝統が受け継がれ、新たな発展を続けてきた組みでもあります。
花組男役の特徴は『華やかさ』のある正統派メンバーが揃っています。
一方で娘役は、男役を引き立てる実力・魅力を備えたメンバーが名を連ねています。
伝統ある花組ですが、その魅力は『ダンスでみせるショー』でこそ磨きが入っています!
ダンスに秀でているメンバーたちの舞姿はダイナミックでも指先の細部までこだわりを感じさてくれます。
最近の舞台の新生花組トップスター柚香光主演の『ダンスオリンピア』は、組みを代表する作品となりました!
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伸びやかで躍動感あるダンスは生で観るのと映像とでは大違いでした。
組子との揃うダンスはレベルが高く、何度も練習を重ねたことが伺えます。
カッコつけるところは確実にカッコつけ、キメめるジェンヌが確実にキメめる!
柚香光が舞う、水美舞斗が舞う!
そんなメリハリが決まるからこそ、強弱あるショーに仕上がりファンを魅了させてくれます。
花組は華麗なるダンス集団で決定です!!
名優ぞろい!芝居の『月組』
花組と同時にできた月組ですが、こちらは名優集う芝居の『月組』と呼ばれるほど、芝居に定評がある組です。
宝塚の名作『ベルサイユのばら』、『風と共に去りぬ』の初演を飾ったのも月組です。
宝塚の醍醐味が詰まった作品を多く披露しており、S太が人生初めて観劇した『アイアムフロムオーストリア』の珠城りょうさんの包容力に惚れてしまいました!
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舞台から滲み出る魅力というのは、トップペアを筆頭に感じられる伝統そのものです。
月組に限らず、男役10年ともいわれる宝塚の世界。
セリフのない役から、、少しのセリフ、、ソロ、、、そして、トップへ、、、と様々な経験を重ね、場数をこなしてこそ芸事に厚みが出てきます。
円熟期を迎えた現月組トップ珠城りょうの繊細な表現力や男役の包容力、安定感が感じられる作品が多く、優しく温かい『舞台の月組』が実感できます。
さらに、この作品は楽しい歌、ダンスを盛り込みながらも、真剣に人生観を考えさせるシーンもあり、舞台そのものの空気感を楽しめる作品でした。
今後も、月組は心を温かくさせる舞台を披露してくれると思います。
さらに、さらに、豊かな表現力を月組時代に培ったOGが芸能界で活躍しているのも納得いきますね!
日本物に強み『雪組』
雪組の創立は花組と月組ができた3年後の1924年に遡ります。
旧宝塚大劇場設立に伴い、将来的な公演数の増加、生徒の増加を見越して3つ目の雪組が誕生しました。
名前の由来は、雪、月、花の自然な美しい景物をもとに雪組となりました。
雪組舞台の代名詞は『日本物』
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忠臣蔵、JIN、幕末太陽傳、一夢庵風流記、星影の人などなど、いわゆる日本の『時代モノ』と言われる数々の舞台に挑戦してきました。
特に、杜けあき主演より日本物の雪組と言われた功績は高く、退団公演の大石内蔵助『忠臣蔵』は絶大な人気を博したそうです。
また、近年では早霧せいな主演で『ルパン3世』、『るろうに剣心』など漫画原作も演じられ、日本物の幅が広がりつつります。
日本物ならではの古風な着物衣装をはじめ、時代物として言葉使いも徹底。
セリフも衣装も時代劇仕様で、『時代物の雰囲気』が独特な臨場感を生み出し、古来の日本男児を舞台を通じて回顧させてくれます。
海外の舞台を宝塚でも公演することはありますが、逆に日本物の舞台を海外の演者で再現することは非常に難しく、特に『雰囲気』は真似できないと思います。
宝塚の中でも日本物を極めてきた雪組の舞台は、とても見応え十分で親近感が湧く作品が多いです。
外国物では感じられない、無常観(はかなさ)や日本固有の『侘び寂び』があって、それこそ日本物の醍醐味と思います。
数ある日本物の作品の中で、S太のおすすめは19年『壬生義士伝』です。
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話が終盤に進むにつれ、望海風斗演じる吉村貫一郎に徐々に感情移入していき、『忠義』を感じる場面が特に胸を熱くさせます。
舞台を通じて日本古来の思考や文化、伝統に触れ、そこから現代の生活への糧を見出す。
人生を考えさせてくれる舞台は時に人生を救ってくれます。
コメント失礼します!
思われたままの素直な感想、「あー、沼ってるなあ」と思いました。私も沼り始めた頃、沢山の書籍を見ました。その中で、各組の特徴や時代を築いたトップ、スタッフを学び、宝塚のスターシステムや舞台機構の素晴らしさを見てきました。その中で創始者小林一三氏の功績と苦労を知り、近代日本を作ったパイオニアのお一人としり、今も尊敬しております。男性のS太さんもきっと、楽しいと思いますよ。小林一三さんによって今もなお引き継がれてる経営戦略。これからも沢山、沼ってお楽しみくださいね!
ねこさま
コメントありがとうございます!
お察しの通り、宝塚にハマり早半年が経ちました!
宝塚ファンなら欠かせないテレビや雑誌以外にも『書籍』にて知識を培っています!
現状、宝塚の根本を知りたいというところまで来ました。
エンターテイメントとしての宝塚の一面も楽しみつつ、どうしてここまで続いているのか?
その真相に大変興味があります!
まだまだビギナーのブログではありますが、今後とも丁寧でわかりやすいまとめをお届けできればと思います!
コメント、とても嬉しいです!ありがとうございました!