宝塚歌劇92期生の月組男役、鳳月杏(ほうづき あん)さんについてまとめます!
花組以外のジェンヌさんのまとめですが、どんどん気になるジェンヌさんを調べていきますよ!
鳳月杏さんは花組にとてもゆかりのあるお方ですね!
当記事は他のどのサイトよりも内容重視で、ステキな情報をお届けします!
Contents
月組へ組替えした鳳月杏の活躍が目まぐるしい!
鳳月杏さんは92期生で2004年に宝塚音楽学校に入学、2006年3月に宝塚歌劇団に入団しました。(48名が入学)
注目される89期(明日海りお・望海風斗)、95期(柚香光・礼真琴)と比べ、92期はどのような同期生がいるのでしょうか!?
ちなみに92期生を調べてみたところ!11人の現役ジェンヌさんが活躍中です!
月組 元男役 煌月爽矢
雪組 元娘役 透水さらさ
宙組 トップ 真風鈴帆、元娘役 すみれ乃麗
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鳳月杏のプロフィールは?出身校や身長、年齢は?
鳳月杏さんは92期の中でも、ひときわ目立った存在で芝居・歌も上手なジェンヌさんなんです!
実力もあって、風格を極めている鳳月杏さん。
スタイルも良く、まさに『タカラジェンヌの中のタカラジェンヌ』に相応しいお方です。
番手に関わらず、すごく実力のあるジェンヌさんっているのよね!それが鳳月さんかしら!?
「全ての宝塚ファンに愛される男役・鳳月杏」 pic.twitter.com/T2WfHARsVo
— YUMI (@ZSATOC) 2019年12月20日
まずは、鳳月杏さんのプロフィールについてまとめていきます。
■生年月日・本名・愛称
生年月日:?年6月20日(宝塚おとめ2019年度版より)
年齢・本名:すみれコード
愛称:ちなつ、てね
愛称の『てね』は、同期の天真みちるさんが『ちなつさん』を口を開けないで呼ぶと『てねててん』になるということから呼び始めたこから言われています。
■出身地・出身校
千葉県船橋市、国府台女子学院中学部出身
■身長・血液型・成績
172㎝、A型、26番(48人中)
■名前の由来
『鳳』という字を使いたく、そして『杏』は『ローマの休日』の『アン女王』の名前が由来。
■主な経歴
月組時代(2006年~14年12月27)
2006年
「NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-」で初舞台。
2009年
「ラスト・プレイ-祈りのように-」新人公演でローレンス役、
2012年
「ロミオとジュリエット」新人公演で死の役(本役:珠城りょう)
「エドワード8世-王冠を賭けた恋-」フルーティ・メトカーフ役、新人公演:ゴドフリー・トーマス(本役:明日海りお)
2013年
「ベルサイユのばら」新人公演でアンドレ役。新人公演初主演
→新人公演最終学年の7年目での抜擢
花組時代(2014年12月28日~2019年4月28日)
2015年
「スターダム」リアム役 バウ初主演
2017年
「はいからさんが通る」青江冬星役
2019年
「CASANOVA」 コンデュルメル夫人役
月組時代(2019年4月28日~現在)
2019年
「I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-」ヴォルフガング・エードラー役
2020年
「出島小宇宙戦争」 カゲヤス役 東上初主演
鳳月杏の宝塚学校に入ったきっかけは?
鳳月さんは3歳からクラシックバレエを習い、授業が終わるとバレエのレッスンへ行く毎日だったそうです。
転機は中学2年生の時。
将来について考えた時、漠然と「宝塚」が脳裏に浮かび、独りで宝塚の劇場公演を観に行きました。
初観劇はすごく親しみを感じ、ここに入りたいと思ったのがきっかけだそうです。
宝塚を受験するきっかけとなったエピソードは、心打たれるものがあります。
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「チケットを買って、1人で花組の東京公演にいきました。私、1人っ子なので、思い立つとすぐ、1人で行動するタイプでした。その行動力が、良くも悪くもマイペースにもつながるんですが(笑い)」
夢舞台の観劇は初体験。だが、なぜか初めて見た気がしなかったという。
「もちろん、映像とは感じるものが違いました。でも、すごく親しみを感じたんですよ。で、ここに入りたい、と。母は(劇団に)すごく入ってほしかったみたいなので、親孝行しちゃいましたね(笑い)」
母親の影響で宝塚は身近な存在となり、よく劇団の映像を観ていたそうです。
自分から行動を起こす性格で、とてもアクティブな一面がありますね!
思い立ったが吉日の行動派。
しかし、そんな鳳月さんも入団当初は先輩たちの演技に見惚れる、いち下級生だったといいます。
当時の月組のトップ瀬奈じゅんさんの卒業を目の当たりにし、徐々に芝居や男役としての姿勢を勉強していったそうです。
入団時(月組)のトップは瀬奈じゅん。もともと、その瀬奈のファンだった。
「コンサートなどで御一緒する機会もあったのですが、ただ『格好いい、ステキ』って思うだけでした。でも(瀬奈が)卒業されてから映像を見直し、芝居の仕方、男役としての見せ方など、勉強し直しました」
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インスタに見る鳳月杏の新人公演主演作、バウホール公演主演作は?
鳳月杏さんは入団して間もなく、月組に配属され着々とキャリアを積み重ねていきます!
インスタに見る鳳月杏さんの活躍を観てみましょう!
みなさんも鳳月杏さんの舞台姿を見れば、実力と魅力がきっとわかって頂けると思います!
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鳳月杏の新人公演主演作品はこちら!
新人公演主演作は1作です!
ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編- 新人公演主演作
歌声がきれい、曲が美しい、聞いて心地が良い😊#鳳月杏#アンドレ#ベルサイユのばら#月組新人公演 pic.twitter.com/CmuaFBNtp8
— ジョイウ (@QQwjchiwu) 2019年4月15日
出演22作目にして初の新人公演主演に抜擢されました。
しかも、『ベルサイユのばら』といったら宝塚の十八番舞台!
当時、アンドレ役を務めた時のコメントですが、謙虚な性格がにじみ出ており、今の鳳月杏さんの原点を感じさせてくれます。
「軍人ですから、男らしさを課題にして頑張りたい。何回か軍服を着させていただきましたが、私自身は好き。似合っているかどうか、分からないですけど」
笑顔で謙遜するものの、長身ゆえ軍服姿は舞台に映える。ただ、自らを「不器用」と言い、軍服の着こなし、しぐさも、得心するまで時間が必要なタイプだ。
「何回もやって自分が納得しないと、自信を持てないといいますか、時間がかかりますね。もちろん、舞台に立つまでには自分の中に入れますが、もっと早く、自信を持ってやっていきたい。そこは課題ですね」
子どもの頃は、負けず嫌いで活発だったが、性格は慎重派に変わった。大好きな宝塚の世界に入り、第三者からの視線を考えるようになったからだ。「皆さんに、ステキに見てもらおうって、考えすぎてしまうのかも…」。もっともそれは、プロ意識の高さでもある。
軍服姿がここまで似合うジェンヌさんもそう多くないのではないでしょうか?
『自分が役と向き合うこと』を大切にしているのが伺えますね!
『演技』奥深さや難しさを感じますね!
鳳月杏のバウホール主演作も見逃せない!
鳳月杏さんは新人公演主演だけでなく、バウホールでも主演を経験されています!
スターダム バウホール公演主演作
【iTunes配信】2015/11/16
花組 バウホール「スターダム」/宝塚歌劇団・鳳月 杏、水美舞斗、花野じゅりあ、天真みちる ほか⇒ https://t.co/ocgPgEd8Xf pic.twitter.com/ilmOTsEQxt
— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) 2015年12月6日
男役同士のデュエットダンス可愛すぎる問題。水美舞斗さんの選ばれちゃいました顔可愛すぎる〜😂✨✨✨#スターダム #鳳月杏 #水美舞斗 pic.twitter.com/KnVfm2MCag
— ぬん (@nmn_) 2017年6月11日
舞台は歌手デビューがかかるオーディション番組。
そこに類まれな気質と可能性を秘めた青年リアム(鳳月杏)が現れる。
鳳月さんにとって『好きだった役』として取り上げられている思い入れのある作品の一つです。(公式HPより)
鳳月さんの歌唱力のスゴさが分かる作品ですので、ぜひご覧ください!
望海風斗歌上手い
朝美絢顔良い
鳳月杏脚長い日本三大言うまでもないこと(愚問)
— Murifull (@tgmpatkfeu2929) 2019年7月18日
「ほうれんそう」
ほう・・鳳月杏
れん・・冷静に考えても歌うま
そう・・そうとう長い脚だと思います。。
— kea (@228_kea) 2018年11月16日
11月のある日。
どんだけ脚長いんですか!鳳月杏さんっ!!\(^o^)/膝から下が特に長い!!! pic.twitter.com/lPzLveuqn0
— ごま。 (@smile_heaven7) 2016年11月16日
男役、鳳月杏の花組時代の活躍に注目!
鳳月杏さんと言えば、、、
- 芝居の上手さ
- 比類ない目力
- 端正な顔つき
- 長身で長脚なスタイル
男役になるために生まれてきたジェンヌさんと言っても過言ではありません!
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鳳月杏で心に残る配役は?ファン必見です!
鳳月さんを語るうえで欠かせない配役は、花組時代のこの2役でしょうか?
青江冬星(はいからさんが通る)
『はいからさんが通る』をご存知の方は言うまでもなく、伊集院少尉(柚香光)の恋敵となる役、青江冬星です。
再演では瀬戸かずやさんが演じる超重要人物!
はいからさんが通る観終わったー!少尉と紅緒に萌死ぬかと思ったけどね、青江冬星が好きなんだよ私は!!!
鳳月杏さんカッコよすぎかよ😭💕 pic.twitter.com/oxHAr7HWOX— かふぇいん中毒さん (@legend_of_ponyo) 2018年4月30日
この役の魅力は『はいからさん』の再演もあるので、この機会に初演の鑑賞をおススメします!
一言で表現することができない魅力があります。
台詞の話し方、所作、容姿、しっかり役の本質を演じきる!その姿が圧巻です!
鳳月さん台詞や感情の強弱のつけ方に注目してみると、その演技力に圧倒されていまうので、観る際はハンカチ必須です!!
鳳月杏のこのシーン、きっと誰もがときめいたはず!華ちゃんいいなぁー!再演のこのシーンが今度は瀬戸かずやと思うと、また新たな発見が生まれそう! #はいからさんが通る #花組 #鳳月杏 #瀬戸かずや #華優希 #宝塚 #宝塚ファンと繋がりたい pic.twitter.com/3EI3Yx4FWt
— takarazuki (@takarazuki1) 2020年2月7日
3年前の17年が初演ですが、鳳月杏さんにすでに別格な演技力を感じた人も多いのではないでしょうか??
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コンデュメル夫人(CASANOVA)
鳳月杏さんを語るうえで外せない役こそ、このコンデュルメル夫人です。
「はいからさんが通る」にもみる、バリバリの高身長で包容力のある男役を演じながらも、「CASANOVA」では女性役もこなす鳳月さん。
この役は、妖しく煌めく魅惑の美女でした。
普段に男役を演じるジェンヌさんが女性の役を務めるというのは、とても惹きつけるものがあります。
娘役さんもいるのに敢えての男役、鳳月さんを選択。
「男役10年」という言葉があるように、『女性』であるジェンヌさんたちが完成された男役として舞台に立つまでは、とても時間がかかります。
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そんな鳳月さんにとっても貴重な女性役がこのコンデュルメル夫人です。
ビジュアルもさることながら、妖しさを秘めた歌声に感動します。
その歌名も「私を愛して Incantation of Mrs. Condulmer」
いかにも妖しめで開始から早々、心を奪われてしまいそうなメロディと鳳月さんの美声が流れてきます。
今日私には告白しなくてはならないことがあります…
美しく可憐な星娘ちゃん達を観る前に、強く艶やかなスイ様とコンデュメル夫人に魂を一度吸い取られたことを…
(御御足しか見てなかった) pic.twitter.com/iGFgc0LkVT— 朝妃 乙綺 (@asahi_77ashimyu) 2019年3月21日
月組男役、鳳月杏の活躍から目が離せない!
最後になりますが、、、
鳳月さんを調べてみて感じたことがあります。
下級生の時こそ舞台に臨む姿勢を考える大切な時期だということです。
下級生時代の鳳月さんの舞台に対する姿勢を知ってから、生舞台を観たときは、下級生の演技も観てみたくなりました!
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人生初めて宝塚観劇をした時、舞台の端でも下級生のジェンヌさんがしっかり顔を作り演技をしている姿を観て心が熱くなりました。
上級生の生演技を通して、下級生は舞台に対する姿勢を自分で考える。
宝塚が長年多くの人に愛されているのは、、、
- 舞台への情熱が受け継がれていること
- 舞台を全員で作り上げる目標が共有できている
でしょうか?
宝塚は本当に奥が深いですね!